M&Aの優位性
中堅中小企業の「M&A」のメリットは、次の大きく3つに分けられます
後継者問題の解決 創業経営者の高齢化に伴い、後継者が見つからず、廃業清算ともなってしまえば、これまで心血を注いで築いてきた「商圏・技術・ノウハウ」が無に帰すばかりか、従業員の雇用や取引先への影響も深刻な状態となります。そこで、「M&A」で譲渡先が見つかれば、会社は存続し、新たな発展のための再スタートを切ることができます。 |
企業の存続と発展 目標は、事業価値の向上です。「M&A」で買い手となる企業は、上場企業や大手等、売り手に比べて経営基盤がしっかりとした企業が多く、「M&A」で大手企業の傘下に入ることによって不採算部門を切り離し、販路の拡大や円滑な資金調達、社内体制の整備等、経営資源を戦略部門に重点投入できます。 |
創業者利益の実現 オーナー社長の創業者利益を実現するには、税制の違いから、一般的に会社を譲渡(株式譲渡)する方が、廃業・清算する場合と比べて、株式の手取り額は約2倍となります。勿論、会社が債務超過でないことが大前提ですが、「M&A」は、ハッピーリタイアメントを実現する有力手段なのです。 |